【徹底解説】ニキビ・ニキビ跡改善の専門家が教える「ニキビができる原因と改善策」 | いわき市鹿島町のニキビ・ニキビ跡専門エステ Ala(アーラ)

【徹底解説】ニキビ・ニキビ跡改善の専門家が教える「ニキビができる原因と改善策」

文:エステサロンAla オーナーエステティシャン 土屋 真梨江(つちや・まりえ)
なぜニキビができるのか?
なぜ、一度改善しても繰り返しニキビができるのか?

その原因はいくつもあるのですが、これを体系的に紹介している記事が意外に少ないので、本記事があなたのお役に立てばと思います。

ニキビができる原因とは?

ニキビができる原因は、大きく言って2つあります。

  1. 角質の肥厚による毛穴の詰まり
  2. 皮脂の過剰な分泌

そして、この2つの原因により、「アクネ菌」という、ニキビのもとになる菌が繁殖し、ニキビができてしまう。という流れです。

さて、「角質の肥厚による毛穴の詰まり」「皮脂の過剰な分泌」という2つの原因は、さらにいくつかの要因によって生まれます。

その要因について、以下にご紹介します。

「角質の肥厚による毛穴の詰まり」を引き起こす「6つの要因」

1乾燥

お肌は、通常約28日のサイクルで「ターンオーバー」(角質が剥がれ落ちて新たな皮膚細胞が生まれる新陳代謝)を繰り返します。

しかし、お肌が乾燥してしまうと、お肌自体が持つバリア機能が衰え、健康な細胞が生まれにくくなります。

そのため、不要な角質も剥がれにくくなり、肌表面に古い角質が蓄積します。これが「角質の肥厚による毛穴の詰まり」を引き起こす元となります。

2紫外線

強い紫外線を浴びると、お肌はその紫外線から身体を守ろうとします。いわゆる「防衛反応」と呼ばれるもので、お肌の内部に刺激を与えたり、異物が混入するのを防ぐのです。

ただ、この「防衛反応」は、結果としてお肌を厚くしようとして、角質が溜まってしまいます。これが「角質の肥厚による毛穴の詰まり」につながってしまいます。

3男性ホルモン(ストレス)

男性ホルモン(アンドロゲンなど)は女性にも少なからず分泌されていますが、これは皮脂分泌を過剰にさせてしまう上に、皮膚の角化(角質肥厚、増殖)も促す働きがあります。

そして、この男性ホルモンは、特にストレスによって過剰分泌されると言われています。

なので、ストレスを溜め込んでしまうと「角質の肥厚による毛穴の詰まり」につながってしまうわけなのです。

4ビタミン不足

ビタミン類は美肌を保つために必要不可欠な栄養素です。

中でもビタミンA、ビタミンB類は、お肌の新陳代謝に関係が深く、これらが不足すると新しい細胞が生まれにくくなり、その結果、古い角質も剥がれ落ちずに肌表面に溜まってしまうことになり、「角質の肥厚による毛穴の詰まり」を引き起こすことになります。

5摩擦(お肌への直接刺激)

お肌を掻いたり、洗顔などで過剰にこすったり、まして、「ニキビを潰す」というような直接刺激は絶対にNG。

このような摩擦などによるお肌への直接刺激は、お肌を守ろうとする防衛反応を促し、角質肥厚につながります。その結果、毛穴の詰まりを引き起こします。

6加齢

「日焼けの戻りが遅くなった」
「傷が治りにくくなった」

これらは、加齢とともにお肌のターンオーバーそのものがダウンしている影響も大きな原因の一つです。

ターンオーバーがうまくいかないということは、肌表面に古い角質が蓄積するということ。その結果、「角質の肥厚による毛穴の詰まり」につながってしまいます。

「皮脂の過剰な分泌」を引き起こす「3つの要因」

1乾燥

お肌の乾燥は「角質の肥厚による毛穴の詰まり」だけでなく「皮脂の過剰な分泌」にも大きく関係します。

お肌が乾燥すると、防衛反応で、お肌は皮脂を大量に分泌して乾燥を防ごうとします。

また、一日に何度もゴシゴシ洗顔すると、本来必要な皮脂まで奪われて乾燥してしまい、これも皮脂の過剰な分泌を引き起こす要因になってしまいます。

2男性ホルモン(ストレス)

男性ホルモンも、「角質の肥厚による毛穴の詰まり」だけでなく「皮脂の過剰な分泌」に大きく関係します。

ストレスを抱えると、自律神経が変調をきたし、緊張をつかさどる交感神経とリラックスをつかさどる副交感神経のバランスが乱れ、副腎皮質ホルモンが多量に分泌されてしまいます。

すると副腎皮質から男性ホルモンの分泌も高まってしまい、皮脂分泌が活発に。これがニキビをできやすくしてしまいます。

3黄体ホルモン

生理前にニキビができやすいのは、女性が持つ「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」という2種類のホルモンの変動があるからです。

特に、生理前の黄体期には、黄体ホルモンが増えます。このホルモンは男性ホルモンに似た働きをするため、増えると皮脂分泌量が多くなり、ニキビができやすい状況になってしまうのです。すでにできているニキビであれば、さらに悪化しやすくなります。

では、ニキビ・ニキビ跡の改善策は?

以上の原因から考えると、ニキビ・ニキビ跡の改善策は、以下の4つとなります。

1)毛穴を塞いでしまう古い角質を取り除く「角質のケア」
2)アクネ菌の栄養源である皮脂をシャットアウトする「皮脂のケア」
3)余分な角質を溜め込まずに皮脂バランスを整える「保湿」
4)菌の発生を抑える「消炎・殺菌」

以上のことを適切に行なえば、ニキビ・ニキビ跡は改善へと導かれていきます。

エステサロン「Ala」では、上記のケアをサロンでのトリートメントで行なうほか、ホームケアや日常生活のアドバイスも行なっております。

あなたのニキビ・ニキビ跡のお悩み、ぜひご一緒に解決していきませんか?

ご連絡をお待ちしております。

執筆者

エステサロン「Ala(アーラ)」
オーナーエステティシャン 土屋 真梨江(つちや・まりえ)

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